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【第3155号】令和2年3月20日発行

医療品卸売業はマスクの品不足で対応に苦慮
医療品卸売業はマスクの品不足で対応に苦慮

医療品卸売業 ヘルスケアの責務実感

感染予防商材の供給に苦慮

新型コロナウイルス感染によるパンデミックで、日本ばかりか世界中から警戒と沈滞にある中、医療品業界は感染予防商材の供給を担うだけに、他業界とはやや異なる状況にある。マスクをはじめとする特需の一方、商品不足という狭間で、製販の中間流通業として対応を迫られている。医療品卸は、国民の健康を維持する責務を実感する局面とも言える。本特集は、医療品卸売業の現状と課題、展望を捉えるものだが、今回については特別な現状を示すものとなる(本紙に続く)

 

■主な見出し

 

📰 医療品卸売業特集 インタビュー
・ピップ卸事業本部 神山 太営業本部長
 「不易流行」を再確認 差別化実現へ施策提案
・八神商事 今城 伸一社長
 新しいビジネスチャンス 追い求める姿勢が必要
・森川産業営業本部長 大塚 匡宏専務
 有事には機動力を発揮
・川本産業 福井 誠副社長
 介護用品に広がり
・栄ホープ営業本部長 三浦 克己常務
 季節感が薄くなっている 補う商品を育成したい
 セット販売減は返品削減対策に
・白十字販売営業統括部長 関 幸夫執行役員
 返品削減は意識改革必要
・谷村医療器 谷村 明信専務
 売上のオンになる商品を


📰 市場トピックス
・日本製紙クレシア 「ポイズ」女性の健康応援Pを始動 スポーツクラブと協同
・新型コロナ 「見通せない不安」8割超 サーベイリサーチC調べ
・アイリスオーヤマ 政府にマスク40万枚を寄付
・マスク売上 1/27週、平均の8.9倍に上昇 新型コロナ影響 インテージ調べ
・大手ドラッグ 2月売上が伸長 マスクや消毒剤の需要拡大で
・新業態ドラッグ店新設 トモズ×西宮阪急
・興和 ガーゼマスク取扱推進 三次元マスクも増産


📰 新商品
・サラヤ アラウ. ベビー新商品 ベビーオイルとマタニティクリーム
・アパガード 人気アパレルブランドとコラボした歯みがきセット

 


📰 企業情報

・ピップ 「在宅勤務でコリ」7割 公式twitterキャンペーン展開
・大日本除虫菊 セルビア共和国から上山社長に勲章
・サラヤ 関東工場が竣工 健食の研究所も併設
・P&G ウィスパー製造 明石工場に切替

 


📰 ONE of 税務 by 塩野香苗税理士
・確定申告 期限4月16日まで延長